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2012年5月26日土曜日

ホルムアルデヒド騒動の持ち株会社トップは東電経営調査委メンバー


☆産廃会社「知らなかった」=JFE関連が廃液運搬―利根川水系汚染・群馬 (時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120525-00000169-jij-soci

http://backupurl.com/vgobuf

利根川水系の浄水場から基準値を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、原因物質のヘキサメチレンテトラミン(HMT)を流したとされる産廃処理会社「高崎金属工業」(群馬県高崎市)の赤穂好男社長は25日、同社で記者会見し、「(廃液処理の委託元から)HMTが入っていたとは聞いていない。知っていれば処理を断った」と語った。

同社の説明では、金属加工会社「DOWAハイテック」(埼玉県本庄市)から受け入れた廃液は計60トン弱。10日以降、JFEグループ関連の廃棄物収集運搬会社によって6回に分けてタンクに運び込まれ、処理後、利根川支流の烏川に流した。




☆「ホルムアルデヒド原因物質廃棄」の委託業者=DOWAハイテックの持ち株会社トップは“東電経営調査委メンバー”
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/154.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 5 月 26 日 04:25


 大規模断水で大騒動になった利根川水系「ホルムアルデヒド検出」問題なので、原発板への投稿はおかしいと思われるかもしれないが、塩素に反応してホルムアルデヒドを生成する原因物質ヘキサメチレンテトラミンの処理を委託した事業者(DOWAハイテック)の持ち株会社(DOWAホールディングス:旧同和鉱業)のトップが、福島原発事故後の東京電力の“査定”を担っている「東京電力に関する経営・財務調査委員会」のメンバーであることを理由に投稿させていただく。

 今回が初めての投棄であれば、ことを荒立てることもなく、委員を辞任してもらえば済むことだが、引用した記事によれば、「DOWA社は2003年、自社で処理した同物質を含む廃液を利根川支流に流し、ホルムアルデヒドを発生させていた」というのだから、だまった見過ごすことはできない。

 民主党政権は、大規模放射能汚染にかかわる会社の処置につながる政府の組織メンバーに、大規模水源汚染にかかわった会社のトップを任命しているのである。

 政権与党となった民主党は、吉川氏を、東電経営調査委に任命する前にも、10年に行政刷新会議の民間議員に任命している(日本航空会長に就任した稲盛氏の後任)。

 さらに、塩素と反応して毒性の強いホルムアルデヒドを生成するヘキサメチレンテトラミンは、「工場廃水を規制する水質汚濁防止法や、廃棄物処理法で有害物質として規定されていない」というのだから、無害化処理にどれほどのコストがかかるのか知らないが、とんでもない話である。

 地方自治体ではなく中央政府や国会の責任だが、そのため、埼玉県は「同物質を含む廃液が河川に流れれば問題になることは知り得たはずで、少なくとも道義的な責任がある」というレベルの生ぬるい反応しかできないようだ。



[参照]

「東京電力に関する経営・財務調査委員会 委員名簿

引頭 麻実 株式会社大和総研執行役員
葛西 敬之 東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長
○下河辺 和彦 弁護士
松村 敏弘 東京大学社会科学研究所教授
広川 廣和 DOWAホールディングス株式会社 代表取締役会長
(○:委員長)」

(注:PDF)
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/keieizaimutyousa/0524keiei_zaimu.pdf




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