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2014年2月26日水曜日

2012年の夏の時点で既に福島の住民の「ガン発症の確率」は増加していたことが判明した 

☆福島第1事故 がん発症確率微増 福島大など調査
(河北新報)

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20140225_03.htm

http://www.webcitation.org/6NezjVoAl

東京電力福島第1原発事故の約1年半後に約2カ月間実施した周辺住民約460人のばく調査データを分析したところ、生涯にがんにかかる確率が最も増えたのは相馬市の1歳女児で、1.06ポイント上がったとの推計結果が出たと、京都大や福島大などのチームが24日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

京大の小泉昭夫教授(環境衛生)は「被ばくで確率はわずかに増えたが、健康への影響は小さい」と話している。

            ↓

545 名前:地震雷火事名無し(dion軍)
投稿日:2014/02/25(火) 23:16:13.99 ID:oOB21Xgn0
>被曝で確率はわずかに増えたが、健康への影響は小さい


559 名前:地震雷火事名無し(新疆ウイグル自治区)
投稿日:2014/02/25(火) 23:33:01.62 ID:4NHcwW+r0
>健康への影響は極めて小さいが被ばくで生涯にがんにかかる確率はわずかに増えた!



∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞



《小泉昭夫教授の名が出てくる新聞記事(2012年1月)》

☆福島の食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1
(2012年1月19日の朝日新聞)

https://web.archive.org/web/20120120021210/http://www.asahi.com/national/update/0118/TKY201201180799.html

調査した京都大医学研究科の小泉昭夫教授は「福島のセシウム量でも十分低く、健康影響を心配するほどのレベルではなかった」と話している。

               ↓

http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/334.html

01. 2012年1月19日 07:17:13 : swsf4Tw1P2
本来に基準の20倍や100倍に引き上げた基準でもつぎつぎに基準値を超えた食品が見つかっている事実とまったく整合がとれない。
そもそも普段どうりだとの保証がどこにあるのだ。ウソばかり行って(原文ママ)きた原子力機関や報道機関の御用数値など誰が信用するか。
朝日新聞は原子力村に自ら入会したわけか。



02. 2012年1月19日 08:15:10 : d1INYqu1to

セシウム137を一日1ベクレルで連続的に摂取したときの全身の蓄積量と平衡状態での値。

http://konstantin.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/10/17/cs137_chikuseki_2.jpg
によれば、平衡状態における値は

 成人: 143Bq
 青年: 117Bq
 子供: 53Bq
 幼児: 30Bq

であるから、一日4ベクレルの経口摂取なら、平衡状態における値は

 成人: 572Bq
 青年: 468Bq
 子供: 212Bq
 幼児: 120Bq

となるが、バンダジェフスキーによると

小児の臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって著しい病理学的変化が起きる。10Bq/kg程度の蓄積でも、特に心筋における代謝異常が起きる。

との事なので、一日4ベクレルの経口摂取により、心筋における代謝異常が起きる子供の体重は

 21.2kg以下

となる。

子供の場合、心筋における代謝異常が起きる体重は

 5.3 × 1日当たりの経口摂取量[Bq]

で、計算する。



04. 2012年1月19日 10:55:02 : HYHUspnQ6g
02さん
有意義な試算、ありがとうございます。
うちの子供の場合、1歳児(1Bq/kg)未満、7歳児(2Bq/kg)未満、じゃないとバンダジェフスキー先生のいう安全域(5Bq/kg)未満に押さえられないことが分かりました。食事からの被曝に加えて、ホットパーティクルを吸入することによる被曝も考えねばなりません。できることなら非汚染エリアに移住したいです。


03. 2012年1月19日 08:31:29 : gpKB90Wr8Q
同じ数値でも、外部被曝と内部被曝とでは、人体への悪影響のレベルが全然違うということすら話さない。311から必死になって勉強してきた市民科学者は、こんな研究発表は信じないだろう。
(以下略)


06. 2012年1月19日 11:37:55 : 1JQX5VJ0WY
被験者の選び方にバイアスがかかっている恐れあり。放射能汚染に関心の高い(=対策をしている)被験者でないとこの種の実験には協力しないだろう。
1日4ベクレルという値自体 >02 さんの指摘するように決して安全とは言えない。
今後、海洋汚染が広がり魚類の生物濃縮も進行するだろう。海産物に注意。


07. 2012年1月19日 11:43:56 : ynSQvzTlvk
朝日が一面で「福島の食事、1日4ベクレル」と報じている。詰めの甘い記事だ。調査数は53.南相馬のWBCは1万人を越えた。1%強の市民がキロ当たり30ベクレル以上の被曝をしている。このような市民を如何に同定するかが、議論もポイントだ。50家族の平均を議論する時期は過ぎた。
https://twitter.com/kamimasahiro/status/159783992827195392



09. 2012年1月19日 12:05:38 : yaXVgVYgZM
これは統計の仕方が明らかにおかしい
検出限界以下の値ははかれないので平均値ではなく中間値を使った?はぁ?
危険度を測るのに平均を求める意味ねーだろ!しかも西日本も含めてだなんて
問題になるのは最高に摂取している家庭では何ベクレルかだ。
福島県でたった26家族、しかも一日分の一つあった(年0.1ミリシーベルト相当)
10ベクレル以上も一つ、5ベクレル以上は6つだ。
26家族に一つ17ベクレル摂取があるのなら、
百家族・千家族に一つの割合で推測すると
さらに高濃度のベクレルを摂取している可能性が高い。


10. 2012年1月19日 12:09:58 : yaXVgVYgZM
すみません、訂正します。
福島県でたった26家族、しかも一日分の一つあった
         ↓
福島県でたった26家族、しかも一日分の集計で17ベクレル以上の家族が一つあった。




12. 2012年1月19日 14:02:52 : HYHUspnQ6g

みんな、ここを見てみようよ。
「わが国の米、小麦および土壌におけるSr90とCs137の長期モニタリングと変動解析」農環研報Vol.24 (2006),pp.1-21 独立行政法人 農業環境技術研究所

http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010724549

(注:PDF)
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010724549.pdf

この資料を見ると、原発事故前に大気圏核実験が最も激しかった1959年から1964年くらいの6年間における白米中に含まれるCs137の量は、1-7Bq/kgで、平均は3q/kg程度だ(玄米はもっと高い値)。小麦の平均は1.8Bq/kg程度。だから、3Bq/kg以上の汚染レベルの食材を6年間食べ続けたという経験を日本人は持っていない(そういう人体実験をしたことがない)。バンダフェ不スキー教授による、1回の食事で5Bq以上のCs137を取り込めばいずれ心電図異常を引き起こすという研究結果を、わたしは全面的に支持する。また、ドイツ放射線防護協会の述べる、4Bq/kg未満のものしか食べてはいけない、という勧告も支持する。子供は大人よりも弱いので、「1歳児(1Bq/kg)未満、7歳児(2Bq/kg)未満」の汚染食材を下回るものを与えないとダメだ。心臓は細胞分裂がほとんどない臓器。そういう臓器が一番危ない。今後、東日本の人の死因一位は、がんではなく、心臓病になってもおかしくない。避難せずにいまだに福島に留まっている人の平均寿命は7年以上縮むであろう。西日本に避難できない人は、食材に気をつけて頑張ろう。小学校の給食が一番問題で、毎回、被曝しまくりの汚染食を子供達は食べさせられている。



13. 2012年1月19日 14:09:58 : pPJ5gJb78A
食品汚染は心配ないかのような印象をいだかせる極めて悪質な御用記事だ。
おそらく慎重に汚染の少ないものを選んで測定したのだろう。
食材の産地はいつどこでとれたか、混ぜ物はしていなかなどがはっきりわからなければ、全く意味がない。
日本のどこであろうと、500ベクレル/kgの魚が食卓に載れば摂取量は跳ね上がる。
今日が4ベクレルであっても明日が同じであるという保障は全くない。
こういう安全デマを平気で載せていると、被曝被害が深刻になったら、朝日は訴えられることになるだろう。


16. 2012年1月19日 16:45:44 : FEC1zKK4NY
どこの誰がどういう意図で、食料サンプルを提出したのか、あるいは調査グループが公正かどうか判らないので、気にとめないことだ。
グリーンピースが調査・報告してくれたのとは、同列にはできない。


18. 2012年1月19日 18:23:58 : aQsElY0mpI
この記事読んだけど酷かった。
Q&Aでは相変わらず内部被曝をカリウムと比較して情報を歪めていたし、明らかに意図的な記事。
プロメテウスが泣くよ。



25. 2012年1月19日 21:47:51 : kgbIIyPmTg
米は炊くと2.3倍ぐらいになるので、茶碗一杯のご飯は生米で約65グラムだそうだ。キロにして、0.065kg。もし、20Bq/kg(今はどうか知らんが、一時は各地での検出限界地だった)の米を茶碗で二杯食べると、20×0.13で2.6Bqになる。10Bq/kgの米でも、1.3Bq。米だけでこれだけになってしまうんだが、その他に野菜や魚を食べて一日4Bq程度で済むとは、福島でなくとも思えないのだが・・・



29. 乃依 2012年1月19日 22:44:54 : YTmYN2QYOSlOI : Iuhg2Tb5ps
計測方法さえも不明です。
客観的なデータが揃わないのは、残念です。
悲観的すぎるとおっしゃるかたには、
なぜこうも国内での隠蔽がこれほどにひどいのかについて考えていただきたい。
福島の実態を明らかにしていただかないと議論も出来ない。



32. 2012年1月20日 02:03:19 : 4wFkUmDi66
水爆実験が行われたビキニ環礁(注:ロンゲラップ島など)では、統治者のアメリカによって住民の移住避難が行われました。現在五十数年を経て、外部被曝線量は年間で0.1ミリシーベルト毎時では0.01マイクロシーベルト程度まで下がっています。
しかし、食品を通じた内部被曝を考慮すると、年間で1ミリシーベルトを超えるということで、住民の帰島は叶っていません。これは、1968年に一時帰島をしたときに重大な健康被害、遺伝障害が発生したためです。
こういう経験は、チェルノブイリに限らずあるわけですから、参考にして欲しいものです。


33. 2012年1月20日 02:11:36 : g5U9vG2cMi
サンプル数が少なすぎる。あてにならない。



35. 2012年1月20日 04:25:47 : HYHUspnQ6g

なんでいつもは使っている平均値を使わないで中央値(メディアン)を使うんだ?
また、情報操作して・・・・平均値を使えば以下のようになる。
福島県 平均値 6Bq/kg
関東  平均値 検出限界以下

わざわざ中央値を使うことで、福島県の中央値は平均値よりも小さくなり、他方、関東地方の中央値は平均値よりも大きくすることができる。統計のトリック。マスゴミめ。また、サンプルとして外食を考慮に入れていない。外食を入れれば、もっと汚染されているはず。また、この調査結果からもう一つのことが言える。

西日本に住めば、安全だということだ。



36. 2012年1月20日 04:29:19 : HYHUspnQ6g

>この検査法で確認できる値(検出限界)以下の正確な値がわからないため、平均値ではなく、検出値を順に並べて真ん中に当たる中央値で分析した。

なにをわけのわからない理屈をいっている。平均値を計算したら、関東地方の値が検出限界以下になってしまうので中央値を採用した、と白状している(笑)。この記事書いた記者は、統計学の授業を大学で履修しなかったのだろう。愚か者だ。そんなこというなら、モード(最頻値)も書いとけ。



49. 2012年1月21日 00:39:25 : kgbIIyPmTg
本当にちゃんとした研究機関で計測したのなら、その分析結果というものがあるでしょう。ただ「福島で4ベクレルでした」というような漠然とした話じゃなくて、「こういう計測方法で、どの食材が何ベクレルで、一食合計で幾ら、だから、一日平均でこうなりました」とか、実際に検査した人の顔を出して解説してほしい。
「国民に科学的な事実を知らせることで、安心させたい」のならば、当然そうするべきだし、今からでもやるべきでしょう。
あなたなら出来るはず。やってください。>朝日新聞さん。




58. 川根眞也(内部被ばくを考える市民研究会) 2012年1月27日 00:16:21 : f1CTF7H6Dm5Ts : zEbrqRWnek

 僕は、3.11以来、原発、放射能のことを調べているうちに、これは内部被ばくの問題が大変なことになるぞ、と思い調べてきました。

 山下俊一、神谷研二(福島県放射線健康リスクアドバイザー)、明石真言(放射線医学総合研究所理事)、唐木英明(東大名誉教授)、菊地透(自治医科大学RIセンター管理主任)、高田純(放射線防護情報センター代表)等々、一様に「100ミリシーベルトまでは健康に影響がありません」というのは、理由があります。彼ら原子力村が決めたのです。科学的根拠はありません。

 彼らはよく広島、長崎の被爆者の長期調査をもとに、100ミリシーベルトまでは健康に影響がない、と言います。しかし、この長期調査は1950年から始まっています。つまり、1945年8月6日、8月9日から1950年までに急性白血病で死んでしまった方、奇形児として産まれ生きることができなかった赤ちゃんの数もデータも存在しない、まったく不十分なものです。また、放射性物質を含んだ黒い雨は、広島でも爆心地から北西方向に長さ29km、幅15kmの範囲に降ったという証言があるのに、日本政府は無視しています。現在でも、被爆者の無料の医療支援措置は爆心地から2kmの範囲に限ろうとしています。ありえないことです。つまり、アメリカ政府と日本政府は放射性降下物による、内部被ばくがなかった、としています。100ミリシーベルトは外部被ばくだけで考えた数値です。広島、長崎と同様に、福島第一原発事故のように、大量の放射性物質が放出された際には、外部被ばくだけでなく、微量でも吸いこんだ放射性物質の内部被ばくに関する影響が大です。

 今日の読売新聞は「福島県民先行調査 3800人甲状腺異常なし」という記事を載せました。
https://web.archive.org/web/20120707220038/http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=53490
まったくでたらめの記事です。

 原発周辺の18歳以下の3800人を検査し、うち26人に甲状腺に「嚢胞(のうほう)」が見られた。しかし、これは「いずれも良性であり、事故以前からあった可能性が高い」と読売は書いています。

 だいたい小児甲状腺がんがチェルノブイリ事故の放射能の影響であると、国際放射線防護委員会(ICRP)も国際原子力機関(IAEA)も世界保健機関(WHO)も認めざるを得なかったのは、本来、甲状腺がんに子どもはかからないのが、たくさんかかったからです。

 何も事故がなければ、日本人の子ども(15歳以下)が小児甲状腺がんにかかる割合は10万人に0.2人です。今回、3800人中26人に甲状腺に「嚢胞(のうほう)」が出来ていた、つまり、100人に1人です。これを異常と言わなくて何でしょうか。このまま、放っておけば、甲状腺がんに進行するのではないでしょうか。

 また、読売の記事では、鈴木真一 福島県立医科大学教授が「甲状腺の腫瘍はゆっくり進行するので、今後も慎重に診ていく必要があるが、…」と言っていると紹介しています。うそです。チェルノブイリ事故後、子どもたちの甲状腺がんから、リンパ腺への転移、そして全身の転移が早く、発病から数カ月で亡くなった事例があります。

 アメリカ政府にとって、広島、長崎で被爆者が、遺伝的な健康被害に苦しみ、2世、3世でも「原爆ぶらぶら病」の症状が出る方がいることは、隠しておきたいことです。もし、そうであれば、毒ガス兵器と同様に、非人道的な兵器として使ったり、保有してはならないものになるからです。

 日本政府があくまでも原発の再稼働にこだわるのは、プルトニウムの備蓄と日本の核武装計画に原発の運転が欠かせないからだと思います。

 日米が結託して、内部被ばくの事実を隠ぺいし、「これくらいの放射能を食べても安全」とキャンペーンを張っています。朝日新聞1月19日朝刊記事、毎日新聞2011年12月29日記事「食事丸ごと セシウム測定」は、こうした路線に乗っているものだと思います。

 そして、自然放射線カリウム40との比較が出てきて、カリウム40は体重60kgの人のからだの中には4000ベクレルもある。セシウム134、137が400ベクレルくらい入っても大丈夫、と言います。これもでたらめです。だいたい、地球ができてからすっとあつ、カリウム40については、あまり長い間体の中にとどめておかないように、カリウム自体に対する代謝経路がたくさんあります。(つまり、時間がたつと古いカリウムをどんどん体外に出す、方法がたくさんあるということ)

 しかし、セシウム134、137は、1940年代以前には地球に存在しなかった物質であり、人間の体内から排出する経路(=代謝経路)が確立していないものと思われます。そこが決定的に違うのです。

 先に、ベクレル数をシーベルト換算された方がいましたが、ベクレル→シーベルトは意味がありません。これは国際放射線防護委員会(ICRP)の作った、実効係数を使っています。彼らICRPは、外部被ばく:内部被ばくの影響を1:1と考えています。

 ありえません。矢ヶ崎克馬教授やクリス・バズビー氏は、外部被ばく:内部被ばくを1:300から1:1000と見積もっています。外部被ばくを例えるなら、木炭の暖炉にあたっていて、近づきすぎて「あっちっち」となること。内部被ばくはその赤く燃えている木炭を口の中に放り込み、ごっくんと飲み込むことです。木炭の出すエネルギーは両方とも同じであるとします。しかし、内部被ばくが外部被ばくと同じであると絶対に言えないと思います。

 また、国際放射線防護委員会(ICRP)は人間を直径1mくらいの肉のかたまり、そして、それぞれの臓器をそれぞれの大きさと重さを持った、肉にかたまりとして考え、先のベクレル→シーベルト計算の実効計数を定めています。お話しになりません。そもそも、国際放射線防護委員会(ICRP)はワトソン、クリックが発見したDNAの二重らせん構造の前に作られたもの。放射線がDNAを破壊するメカニズムなど想定の範囲にないのです。「想定外!」

 私たちが参考にすべきなのは、チェルブイリ事故で実際に健康被害にあった人びとのデータです。ユーリ・I・バンダジェフスキー氏は何百体もの死体を解剖し、そのどこの臓器にセシウム137が蓄積しているか、調べました。そして、人間にとって危険なレベルがいくつかのか、研究しました。(詳しくは、『放射性セシウムが人体に与える 医学的生物学的影響: チェルノブイリ・原発事故被曝の病理データ』2011年12月10日刊 合同出版)

 1997年に死んだ死体の解剖結果はこうです。セシウム137がたまっていたのは、子どもでは ①甲状腺 ②骨格筋 ③小腸 ④心臓の筋肉 ⑤脾臓 ⑥脳です。大人の場合は ①骨格筋 ②甲状腺 ③腎臓 ③脾臓(3位は同じくらい) ⑤小腸 ⑥脳 ⑥肝臓(6位も同じくらい) ⑧脳 です。

 ユーリ・I・バンダジェスフスキーは、心臓の筋肉の1%が死んだだけで、心臓の25%の機能が失われると報告しています。

 ベラルーシで失われた命が告発している事実に私たちはもっと耳を傾けるべきだと思います。

 セシウム134、137については、子どもについては、体重1kgあたり、20~30ベクレルで、不整脈が起きるとバンダジェフスキーは警告しています。体重1kg50ベクレル蓄積すると、命にかかわる臓器が深刻な病気になる、と言っています。体重15㎏の子どもなら、20×15=300ベクレルということ。ここから危険です。

 このグラフを見て下さい。1日1ベクレル食べていても、700日後、つまり、2年後には200ベクレル近くなります。1日10ベクレル食べると、2年後には1400ベクレルを超えます。1日1ベクレル以下を目指すべきです。

http://twitpic.com/89w6qh


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☆チェルノブイリ事故では5年後に「放射能恐怖症」という言葉が消えた
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/522.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2014 年 2 月 26 日 05:25


=== ソ連・ウクライナで住民に放射能恐怖症 ===

(チェルノブイリ新聞切り抜き帖 (1987)  京大・原子力安全研究グループ)

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/JapNews/News1987.html

「チェルノブイリ原発事故の結果に関する最近の記者会見で、ロマネンコ・ウクライナ共和国保健相は、『放射能恐怖症』に陥った一部の住民の間で牛乳、生野菜、果物などの摂取を控える動きがあり、栄養不良による体力低下が心配だと述べた」 
(産経 1987/05/25) 




=== チェルノブイリ事故の時に使われていた『放射能恐怖症』という言葉 ===

(ヘナチョコ革命 2013/11/17)

http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38589167.html

広河隆一『チェルノブイリ報告』(岩波新書、1991年)
「1989年、90年、91年の取材で、はっきりと変化を感じたことが一つある。あれほど多くの医者や政府関係者が言っていた「放射能恐怖症」という言葉が次第に聞かれなくなったことである。放射能恐怖症というのは、すべての病気を、放射能のせいにしたり、放射能が恐ろしいあまり、気のせいで病気になってしまうことを言う。
 政府側や医者たちは、住民の病気の報告を根も葉もないもの だと打ち消すときに、ひんぱんにこの言葉を用いた。しかしその後当局側も、事態の恐ろしい広がりを、 少しずつ認めざるをえなくなってきた。人々が息を潜め て、なすすべなく、ことのなりゆきを見ているという状態のなかで、少しずつこの言葉が意味を失っているのかも知れない」


https://twitter.com/2012wat/statuses/349032929428652032
(すけろくちゃんツイート 2013/6/23)
「チェルノブイリ事故で『放射能恐怖症』という言葉が消えたのが5年後。この言葉は福島第一原発事故後に世間で言われる「放射脳」や「神経質」と同義。なぜ 聞かれなくなったか。国や気にしない人達が放射能恐怖症と揶揄していた体調異変が急増し5年後から放射能の甚大な被害を認めざるをえなくなった為 」



=== チェルノブイリの被害の全貌(ヤブロコフ博士講演) ===

原発ゼロをめざす湖西ネット 2013/5/24

http://www.nionoumi.net/gz/zi_liao/entori/2013/5/24_yabrokov.html

・放射線恐怖症などの心理的要因は、恐怖症は軽減するのに罹患率は増大していることを説明できない。野ネズミやツバメやカエルでも同様な変異の増大が生じている。

・動植物の変異の事例は事故前は殆ど見られなかった。汚染地域では動植物、微生物の高水準の変異が生じている」



-------(以下、コメント)---------

歴史は繰り返す。賢者は過去に学び、愚者は経験に学ぶ。

あと2年もすれば被ばく被害が深刻化して、恐怖症どころではなくなる。
そのとき、「放射脳」、「ヒステリー」、「神経質」、「ストレス」だとわめいていた連中が何と言うのか見ものです。

政府、自治体、専門家の発言はきちんと記録に取って、厳しく責任を追及しましょう。

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